新しい形の漫画本・日日べんとう

今日紹介する漫画は日日べんとう(にちにちべんとう)というグルメを取り扱った漫画です。

この漫画は2012年に発行され、現在7巻まで販売されている漫画です。

作者は佐野未央子で集英社クリエイティブより発売されています。

あらすじとしては、秋田の寺で育った主人公の日常を描いた話です。

主人公の名前は谷 黄理子(たに きりこ)デザイン会社で働く32歳。その彼女の恋愛仕事、家庭環境などを描いた作品です。

この漫画の面白い所は、まず出てくる食べ物が実際の写真も使われていること。

漫画なので白黒なのは残念ですが、とても美味しそうですし全てではありませんが、何種類かはレシピが載っているので試して作れそうな所も魅力です。

次に、物語を語る語り部が普通であれば登場人物の誰かであったり主人公だったりするのですが、この漫画では語り部はなんと!主人公の黄理子が中学生の頃から20年愛用している『わっぱ』つまり、薄い杉を曲げて作ったお弁当箱が物語を語っています。そんな漫画はなかなかないので面白くてハマってしまいました。

彼女の作る料理はどれも美味しそうでもし実際に食べる事が出来たらいいのに…と思えるほどの料理が出てきます。料理ももちろんですが、出てくる人物もキャラが濃い人が多く、料理だけではなく主人公を中心とした人間ドラマも描かれているので、単なる料理漫画ではないです。

彼女の持って行くお弁当には現実世界で入れると周りに迷惑の掛かるであろう臭いのきついニラやぬかといった物が入っていることがよくあるですが、実際に試そうと思った時には不便で漫画でしか表現できない事なので残念だと思います。

ですが、ご飯の炊き方など参考になる部分もあるので読んでいてなるほどと思います。