僕たちの戦争

現代っ子である健一と第二次世界大戦中の兵隊である吾一が海での事故をきっかけに入れ替わってしまうというストーリーの小説です。

ただ入れ替わっただけだと周囲の人間も気がつくし、騒ぎになるだけなのですが、この2人はとても見た目や話し方がそっくりなので、だれも健一と吾一が入れ替わったことに気が付きません。

なので健一は吾一だと思われているし、吾一は健一だと思われながらしばらく生活することになります。

章ごとにこの2人と健一の恋人のみなみの目線で物語が進んでいくのですが、健一は現代人なので、健一が昔の人の行動につっこみを入れていくところは共感できるしとても面白いです。

でもさらに面白いのが吾一です。

吾一は昔の人なので、現代にやってきてみたことない機械やファッションに毎回驚いていて、現代人の感覚であるわたしからしたらとても笑えました。

そして、吾一が過去から来たって分かっていたらみんな仕方ないと思うのかもしれませんが、みんな吾一のことを健一として扱うので、吾一の言動1つ1つがとても天然なのでそこも読んでいて面白いです。

小説ですが、マンガ並みに笑えるシーンが多いので、読書が苦手な人でも面白く読み進められる内容だと思います。